黄色いファイルに決める

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「黄色いファイルにします・・・」
この中で、一番楽そうだろう・・・
僕は、安易な気持ちでいた。
「それじゃあ、こっちに来てくれ。」
先輩が、壁に触れると、地下へ続く階段が現れた。
まさか、地下室があったなんて・・・
先輩に従い席を立つと、急にくらくらしてきた・・・
意識がもうろうとしてきた。
コーヒーに・・・薬を盛られた・・・!?先輩?
そして、目の前が真っ暗闇になった。



目が覚めると、辺りは白い壁・・・
台の上で、手は後ろ足はしっかり固定されていた。
もがいていると、目の前にジェラとクラン先輩が来た。
「お目覚めかな、紅竜君。」
ジェスに何か指示を出して、クラン先輩が話しかける。
「・・・それでは、準備いいかな?」
2人とも、手術を行うような格好をしていた。
先輩の影に目をやると、あの写真と同じような器具が置いてあった。
「安心したまえ、ただのバイブだからさ・・・」
そう言うと、器具に粘り気のある何かの液体をベッタリつけ。その液体を注入している。
形からして、ただのバイブではない事がわかる。
僕のワレメに入れるとなると、この大きさでは苦しいかもしれない・・・
「彼にもコレを塗ってやってくれ。」

ジェラが、手袋いっぱいに薬品をつけると、僕のワレメに手を入はじめた。

「ヒヤッ・・・ああッ・・・」

入れた直後に、ひんやりした感触で。僕は声を出してしまった。
「ただの潤滑剤だよ。しっかりなじませないと、コレを入れるのは痛いと思うからね。」
ジェラが、ワレメの奥を念入りに掻き回す。
「気持ちいいの?紅竜。次は、もっと気持ちよくなれるからね・・・よし、このくらいで・・・」
手を引き抜くと、ワレメからはいやらしく糸を引張っていった。
潤滑剤を塗られた所が、段々ムズムズしてきた。
本当に潤滑剤なのだろうか・・・?
痒みは段々ひどくなっていく・・・それに反応して、体がピクピク動く。
「薬が効いてきたようだね?それでは・・・始めようか。」
そう言って、僕のワレメに・・・極太の金属の棒を押し込んだ・・・
冷たい感じが、一瞬痒みを抑えるものの、すぐに痒くなってきた。

先輩がスイッチを押すと、段々入れた棒が動き始めた。

「あ・・・ぁ・・・」

機械音と共に、グリグリと円を描くようにワレメの奥を刺激する・・・
段々早くなり、一定のスピードを保っていった。
「どうかな?大きいだけでなく、しっかりと体の奥を刺激する感じは?それだけではないよ。」
体の中を掻き回されて、なんともいい感じだ・・・
しかし、肝心の股間部分の痒みが引かない。

しばらくすると、ゴツゴツしたような感触を棒全体から感じるようになった。
今まで痒かった所に当たるのか、ものすごく気持ちがいい・・・
「気持ちいいみたいだね・・・まだまだあるよ。」
すると、棒の入っている部分から冷たい感触がする。
おそらく、あの液体だろうか・・・棒から出ているのがわかる。
「これで、誰でも満足できるはずさ・・・さあ、楽しんでくれ・・・」
ワレメからわき起こる感触に、僕の思考は段々麻痺していった。


「先輩。あの薬品の効果は抜群ですね。」
「この刺激で、更に効き目は上がる・・・モノ自体も、完璧な動きだ。」

そんな話を聞いている途中で、僕の意識は途切れた・・・



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